財務・人事東都水産が9日に発表した2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算によると、売上高は286億4300万円(前年同期比4.4%増)と増収だったが、営業利益は8400万円(13.2%減)で増収減益となった。
部門別では、主力の水産物卸売が輸出取引の増加などで部門売上275億5100万円(4.5%増)となったが、輸出取引にかかる物流経費の増加などを受けて部門利益は9400万円(44.3%減)と増収減益となった。
一方で、冷蔵倉庫は埼玉県魚市場で運営している物流センターの売上が堅調に推移し、部門売上が9億800万円(0.9%増)と増収。部門損益も前年同期1億1600万円の赤字から5400万円の赤字に縮小した。
通期は売上高1200億円(3.1%増)、営業利益12億円(11.9%減)、経常利益14億円(18%減)、最終利益10億円(27.6%減)を見込む。