ロジスティクス水産物中心の総合食品会社で物流サービス事業も手掛ける極洋は26日、養殖業などを行うクロシオ水産(高知県大月町)に資本参加することで合意した、と発表した。出資持分は70%で、9月末に出資予定。
クロシオ水産は1989年創業、水産物(マダイ、カンパチ、シマアジ、ヒラマサ)の養殖や販売を行っており、19年4月末時点の売上高は8億3800万円。極洋では中期経営計画で調達力の多様化や水産資源の安定供給などの強化を挙げていて、養殖から生鮮加工、販売までの一気通貫体制を構築することでより魅力的な商品を提供できるとしている。