行政・団体国土交通省自動車局貨物課は29日、「メール便の配達に係る適正な業務実施の徹底について」と題した通達を全日本トラック協会に対して送付した。
配達員がメール便100通を未配達のうえ、一部を焼却・不法投棄した事案が21日に明らかになったこと受けて通達したものとみられ、通達の中で同課は「このような事案が発生していることは、貨物自動車運送事業に対する信用・信頼を大きく揺るがしかねず、極めて遺憾」とコメント。配達状況を適切に管理するため、(1)メール便の配達状況や管理体制について、改めて点検すること(2)点検結果を踏まえ、必要に応じて対策を講じること(3)法令の遵守について、改めて周知・徹底を図ること――を要請した。