環境・CSRシナネンホールディングス(HD)は30日、安田倉庫とオフサイト型電力購入契約(PPA)を締結し、安田倉庫柏営業所で再生可能エネルギー電力の利用を開始したと発表した。遠隔地に新設した太陽光発電所で発電した年間21万キロワット時を供給するほか、不足分は非化石証書を活用した実質再エネメニューで補完し、同拠点の使用電力を実質100%再生可能エネルギーとする。これにより、同営業所では年間38万キロのCO2排出削減を見込む。
オフサイトPPAは新たな再エネ設備への投資を促す「追加性」を伴う手法として注目されており、単なる環境価値証書の購入に比べ、脱炭素への実効性が高いとされる。
安田倉庫は2030年度までにグループ全体のCO2排出量を22年度比30%削減、再エネ発電量を年間500万キロワット時とする目標を掲げている。物流施設における電力由来排出の削減は、倉庫運営の環境負荷低減に直結する分野であり、今後は他拠点への展開も視野に入る。
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