ロジスティクス商船三井は29日、欧州で国境を跨ぐCO2回収・貯留(CCS)事業を展開するノーザン・ライツ(ノルウェー)向けに、新造の液化CO2輸送船2隻について長期用船契約を締結したと発表した。耐氷仕様のLNG二元燃料船で、韓国のHD現代重工業に発注し、2028年頃から運航を開始する。

▲ノルウェー受入基地の拡張イメージ(出所:商船三井)
同船は欧州各地で回収されたCO2を液化状態でノルウェー西岸オイガーデンの受け入れ基地まで海上輸送し、そこから海底パイプラインを通じて北海の地下2600メートルに貯留する。ノーザン・ライツは25年に商業運転を開始し、現在は年間150万トン規模の輸送・貯留能力を持つが、28年までに500万トン超へ拡張する計画だ。
CCSは脱炭素が難しい産業分野の排出削減手段として注目されており、回収拠点と貯留地点を結ぶ液化CO2海上輸送の需要拡大が見込まれる。商船三井はLNG(液化天然ガス)など液化ガス輸送で培った運航ノウハウに加え、ノルウェーのCO2輸送専業会社への出資を通じて同分野の実績を積んできた。
今回の参画により、同社はCCSバリューチェーンの物流基盤構築に関与を深め、脱炭素関連輸送という新たな海運需要の取り込みを進める。
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