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物流連会合、5年後インドの低温物流の規模は倍増

2019年9月5日 (木)

調査・データ日本物流団体連合会は3日、今年3回目となる「海外物流戦略ワーキングチーム会合」を都内で開催し、今年度の海外物流事情実態調査対象国であるインドについて検討が行われた。

同国の状況についてインフォブリッジマーケティング&プロモーションズの石田悦子氏は講演でコールドチェーン市場については経済発展による内需の拡大、働く女性の増加に伴う加工食品需要の高まりなどから今後5年間での市場規模は倍増するだろうという見解を示した。また8年間のインド勤務経験を持つ鴻池運輸の田邊嗣朗氏より、同国でのビジネスの難しさについて、実感を交えての報告なども行われた。

そのほか、国土交通省総合政策局の宮島正悟参次官(国際物流)からは国交省の国際物流政策の取り組みとしてタイとの物流政策対話のほか、シベリア鉄道利用促進の取り組みなどの説明が行われた。

今後も現地情報や実務に詳しい会員企業や外部専門家の参加を得ながら進め、次回は10月の開催が予定されている。