ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR東日本物流、追従型台車導入で配送効率2.5倍に

2019年9月11日 (水)

ロジスティクスジェイアール東日本物流(東京都墨田区)は10日、人手不足への対応と働き方改革の一環として「エキナカ配送」に追従型台車を導入し、11日から東京駅で運用を開始すると発表した。

導入するのはDoog(ドーグ、茨城県つくば市)製の追従型運搬ロボット「サウザー」で、本体のサイズは長さ94センチ、幅60センチ。最大120キロの貨物を積載可能で、同社が開発した器具を取り付けるとカーゴ台車をけん引できるようになる。これによって、従来と比べ1人あたり最大2.5倍の商品配送が可能となり、配送効率が向上するという。

▲左から配送員・追従型台車・カーゴ台車(けん引)

同社では、女性や高齢者にも配送員として活躍してもらうことを目指し、アシスト台車の導入を検討しているほか、駅構内の配送時に周囲に注意を促す音声を多言語(日本語・英語・中国語)に変更するなど新たな取り組みを加速させている。

▲多言語対応の音声・メロディー装置