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日本郵船、邦船社初カーボンオフセット実施

2019年9月18日 (水)

環境・CSR日本郵船は18日、邦船社として初めて海上輸送サービスにカーボンオフセットを実施する、と発表した。

カーボンオフセットは、企業が排出する温室効果ガスのうち、みずからの努力では削減が困難と思われる排出量の一部または全部を、ほかの企業の取り組みが生み出した排出削減量・吸収量(クレジット)を購入したり、取り組みに参加することで排出量を埋め合わせる(オフセット)ことで、今回の取り組みでは、従来と比べてCO2排出量を30%削減できている自動車運搬船「アリエス・リーダー」が、現在の技術ではこれ以上削減できない排出量を西インドの風力発電プロジェクトが生み出したクレジットで埋め合わせ、理論上CO2排出量をゼロにする。

近年はサプライチェーン全体で環境配慮することが求められており、同社はこの取り組みを「環境付加価値の高い海上輸送サービスとして提案し、サプライチェーンのCO2ゼロ化に貢献する」としている。

▲西インド風力発電プロジェクトのイメージ

▲アリエス・リーダー