ロジスティクス近鉄エクスプレスは13日、中国・重慶市の合弁会社、重慶及時達国際物流有限公司(KGIL)が6月25日付で、重慶江北空港に隣接する重慶両路寸灘保税港区空港功能区に本社倉庫を移転し、倉庫面積を3500平方メートルから2万2000平方メートルに拡張したと発表した。
移転拡張は、ロジスティクス需要の拡大に対応するために行うもので、今後は移転先の本社倉庫が内陸部のハブ拠点となる。
KWEグループは中国での保税物流ビジネスの需要拡大をにらみ、2010年以降、保税物流事業法人7社(大連、煙台、上海2か所、重慶、成都、中山)を設立するなど、事業強化に取り組んできた。
KGILは2011年6月の設立以来、エレクトロニクス関連メーカー向け部品・部材の保税VMIオペレーションや上海などの沿海部と重慶市間の保税輸送など、幅広い保税ロジスティクス・サービスを提供している。