ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

藤枝市・JA・JP、郵便網活用の農作物出荷支援実験

2019年10月8日 (火)

話題藤枝市・日本郵便(JP)・大井川農業協同組合(JA大井川)の3者は7日、静岡県藤枝市内の中山間地域の農家を対象に、郵便集配車を利用した農作物出荷支援の実証実験を開始した。

実験に協力する農家は14人で、タブレット端末に農作物の種類や数量を入力して集荷を依頼すると、依頼を受けた藤枝郵便局社員が翌日7時から郵便集配車で集荷を開始。専用ボックスに椎茸、里芋、大根などを積んでJA大井川の直売所に納入する。また、付帯サービスとして販売に使用するバーコードラベルの印刷も郵便局が請け負い、農家は集荷時にそのラベルを受け取って農作物に貼り付ける。

同実験は、総務省の郵便局活性化事業の一環として、高齢化が進む農家の負担軽減と農業・特産品の持続性確保を目的に10月7日から12月末まで実施される。

▲実証実験の概要図(出所:藤枝市)