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センコー、タイで現地外食チェーンと冷凍・冷蔵倉庫

2019年10月9日 (水)

国際センコーグループホールディングスは9日、傘下で冷凍・冷蔵事業を展開するランテックが、タイの外食チェーン「MKレストラングループ」との合弁会社「Mセンコーロジスティクス」を通じてタイ・サムトプラカーン県に3温度帯の「Mセンコーロジスティクスセンター」を10月8日に竣工した、と発表した。

同センターはバンコク市内から車で28キロ、スワンナプール国際空港から23キロに位置し、タイ国内の配送の利便性が高い好立地。5万3000平方メートルの広大な敷地に、延床面積2万2000平方メートルの平屋建て倉庫を設け、冷凍(-25度)、冷蔵(0~4度、4~8度、6~10度)の自動倉庫や可動ラックを備えた。

同社は「冷凍・冷蔵物流技術や日本で培った人材教育ノウハウを活用し、日本国内と同じレベルの細やかで高品質なサービスを提供する。Mセンコーは、タイ国内のMKレストラン各店舗への食材供給はもちろん、それ以外の顧客開拓を進め、タイ国内ナンバーワンのコールドチェーン展開を目指す」としている。

▲Mセンコーロジスティクスセンターの外観(出所:センコーグループHD)

施設の概要
所在地:タイ・サムトプラカーン県Bang Sao
敷地面積:5万3200平方メートル
建物構造:鉄筋コンクリート造、平屋建て
延床面積:2万6019平方メートル(倉庫2万1747平方メートル、事務所ほか4277平方メートル)
主要設備:自動倉庫、可動ラック、ドックレベラー5基、非常用発電機