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SBS、進行中のIT改革プロジェクト事例を紹介

2019年10月10日 (木)

サービス・商品SBSホールディングスは9日、アシスト(東京都千代田区)が9月13日に開催した「アシスト物流フォーラム」で、SBSグループ各社のデータを一元管理・活用するためのプロジェクト事例を紹介した、と発表した。

同プロジェクトは、グループ各社に散らばって存在しているデータを抽出し、ホールディングスの情報システム部が管理するデータ倉庫に格納するもので、2017年7月から4年間の計画でスタート。同社はM&Aにより、雪印物流(現SBSフレック)、東急ロジスティック(現SBSロジコム)、ビクターロジスティクス(現SBSロジコム)、リコーロジスティクス(現SBSリコーロジスティクス)――など、大手メーカーの物流子会社が合流し成長してきた経緯があり、各社の人事・給与・勤怠・経費などの情報には項目ごとに”ゆらぎ”が存在していたため、これをアシストの支援のもとで修正し、1つのデータ倉庫に格納した。

この取り組みによって同社は、従業員の個人属性・所属・賃金・勤怠などの履歴が一元的に管理でき、定量的な人事管理ができるようになったほか、グループ全体にわたる人事施策も打ち出しやすくなった。同社は「今後もグループ全体で優れたナレッジを共有できるITインフラを具現化していく」としている。