拠点・施設クリヤマホールディングス(HD、大阪市中央区)は5日、広島県東広島市に建設していた「クリヤマR&Dセンター」が5月29日に完成したと発表した。投資額は約30億円で、グループの研究開発機能を集約するグローバル研究開発拠点として活用する。
新拠点は敷地面積4762.97平方メートル、延床面積3363.79平方メートルの鉄骨造3階建て。1階には研究室や試験室を配置し、30メートル超のホース圧力試験スペースや建設機械部品の実装・機能検証を行う専用試験室を設けた。2階には事務室や会議室に加え、30メートル超の展示ギャラリーを整備。3階にはリフレッシュスペースとテラスを配置し、社内外の交流促進を図る。

▲クリヤマR&Dセンター(出所:クリヤマホールディングス)
同センターは、グループ内の情報や技術、人材、知的財産を横断的に集約する研究開発プラットフォームとして位置付ける。知財の創出・管理や試験・検査機能の統合による実用化の加速に加え、技術継承やエンジニア育成も担う。6月から研究設備の移設を進め、7月3日に正式移転して業務を本格的に開始する予定。

(出所:クリヤマホールディングス)
環境面では高効率空調や太陽光発電を導入し、一次エネルギー消費量を実質75%以上削減する「Nearly ZEB」の評価を取得した。同社は新拠点を中核に研究開発体制を強化し、新製品や高付加価値製品の創出による競争力向上とグローバル市場への展開加速を目指す。
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