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サクサ、米沢に射出成形の新工場

2026年6月5日 (金)

M&Aサクサは5日、山形県米沢市で進める「米沢アドバンスドファクトリー構想」の一環として、老朽化した工場の譲渡方針と、新工場建設に着手することを決めたと発表した。山形県米沢地域にあるグループの生産拠点を再編し、開発設計や量産技術を結合したモノづくり拠点として再整備する。

譲渡方針を決めたのは、連結子会社が操業する山形県米沢市東1、同市東2の工場。土地面積は3万879平方メートル、建物延床面積は2万1410平方メートルで、工場・倉庫として使用している。1960年に建設され、主に射出成形品の製造を担ってきたが、老朽化が進んでいた。今後、競争入札により譲渡先を決める。2026年7月に入札を開始し、同年11月に優先交渉先を決定、27年1月に売買契約を締結する予定だ。

新工場は、米沢市八幡原の八幡原工業団地内にある同社保有地に建設する。建設予定敷地面積は9000平方メートル、建物面積は4600平方メートル。主要生産品は射出成形品で、投資規模は28億円から35億円を見込む。26年8月に着工し、28年3月の稼働開始を予定している。

同社は新工場建設により、工場機能を同一敷地内に集約し、品質、コスト、納期の改善を図る。主要工程ごとに建屋を分けることで、災害やトラブル発生時の影響範囲を限定し、安定供給体制を強化する。BCP(事業継続計画)強化に加え、リショアリングによるサプライチェーンの強靱化、環境配慮プラスチックの利用拡大も狙う。

新工場では、温度、湿度、清浄度などを成形工程に適した水準で管理し、高精度でばらつきの少ない製品品質を確保する。自動搬送や自動加工機も導入し、生産効率向上、労働負荷軽減、在庫削減、リードタイム短縮につなげる。

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