フードアサヒロジスティクス(さいたま市中央区)は5日、富山県射水市に開設した「富山ドライ物流センター」の開所式を行ったと発表した。北陸地方と富山県では初の物流拠点となり、北陸・東海エリアの90店舗向け食品物流を担う。
同センターは5月13日に稼働を開始した。鉄骨造2階建てで、倉庫面積は3500坪。常温ドライグロサリーや菓子、酒類、雑貨を取り扱い、スーパーマーケット向け専用センターとして在庫保管や店舗別仕分け業務を行う。北陸自動車道富山西インターチェンジから4.8キロに立地し、人荷用バース12か所、出荷用バース24か所の計36バースを備える。

▲富山ドライ物流センター外観(出所:アサヒロジスティクス)
最大の特徴は、量販物流向け自動化システム「DoBican Plus!」(ドビキャンプラス)の導入で、ケース自動倉庫、多関節ロボット、自動搬送コンベヤー、カートケースローダーなどを組み合わせ、店舗向けピッキング作業からカート台車への積み付け作業までの自動化を進める。高知県の先行導入拠点では、本設備により50%の生産性向上を実現し、従来の約半分の人員で運営可能となったという。
物流業界では2024年問題や労働力不足への対応が課題となるなか、自動化設備の活用による省人化ニーズが高まっている。北陸エリアへの進出と自動化技術の導入により、同社は地域で生産された商品を全国へつなぐ物流機能の強化と物流品質の向上に取り組む。
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