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日本郵船、石巻港に新荷役機械、荷揚げ能力回復

2012年7月19日 (木)

ロジスティクス日本郵船は19日、NYKグローバルバルク(東京都千代田区)が石巻港に新荷役機械を設置したと発表した。これにより、新荷役機械を設置した岸壁では、荷揚げ能力が東日本大震災前と同水準に戻る見込み。

 

NYKグローバルバルクは、震災で大きな被害を受けた宮城県の石巻港日和7号岸壁に、新たに機械式アンローダー(荷役機械)を導入した。同岸壁では、設置されていた空気搬送によるニューマ式アンローダー3基のうち2基が震災で海中に転落し、荷揚げ能力が低下していた。

 

新たに設置された機械式アンローダーは、従来式の2基分に相当する1時間あたり400トンの荷揚げ能力があり、1日あたりの荷揚げ能力は震災前の状態に戻る見込みだという。

 

日本郵船では、新荷役機械の導入を祝うため、荷役中の5万8000トン型ばら積み船「ニュープライド」の船内に地元関係者を招きし、船上懇親会を開催した。