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JR貨物、代替輸送トラック114個・船舶30個で補強

2019年10月18日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道は18日、台風19号の影響で不通となっている東北線区間の代替輸送について、15日から実施している日本海縦貫線を経由したう回輸送に加えて、新たにトラックと船舶による代行輸送を実施することを明らかにした。

トラックによる代行輸送は、10月17日から宇都宮貨物ターミナル駅-仙台貨物ターミナル駅間で実施し、1日最大114個のコンテナ輸送を担う。船舶による代行輸送は、東京貨物ターミナル駅から釧路貨物駅までの区間で、1日最大30個を担う。

JR貨物は17日までにコンテナ列車512本、車扱列車28本が運休となっており、鉄道輸送を利用する宅配便などに配送遅延が発生している。現在不通となっている区間の運転再開見込みは、東北線の新白河駅-郡山貨物ターミナル駅間(路盤流出)が2週間程度、郡山貨物ターミナル駅-岩沼駅間(盛土流出)が1週間程度、中央線の高尾駅-相模湖駅間(土砂流入)が10月末頃、武蔵野線の梶ヶ谷貨物ターミナル駅-府中本町駅間(土砂流入)が10月21日中――としている。