拠点・施設ヒガシトゥエンティワンが25日に発表した2020年3月期第2四半期(4-9月)決算によると、同社は、10月に稼働したグループ最大の物流センター(大阪府東大阪市、延床面積1万1160坪)の業務内容を当初の賃貸業務から3PL業務に移行する。
同センターは、日本生命が開発を手がけた4物件目の物流センターで、ヒガシトゥエンティワンが運用を担っている。同社は、より事業規模の拡大が見込める3PL事業に移行するため、人材募集・研修関連費、倉庫内設備・消耗品費の増大を見込む。
第2四半期の決算は、売上高123億5400万円(前年同期比9.2%増)、営業利益6億4100万円(39.6%増)と好調で、Windows10移行に伴うPCの入替作業や首都圏の移転業務増が寄与した。
通期の業績予想は、第2四半期で予算を超過して好調に推移したものの、同センターの3PL事業に伴う初期投資費用が増大するため、当初予想から変更はないとしている。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 12,354 [9.1%] | 6,155 [7.4%] | 23,499 [12.4%] | 16,969 [14.3%] |
営業利益 | 641 [39.6%] | 264 [-19.7%] | 885 [9.1%] | 670 [12.4%] |
最終利益 | 434 [44.6%] | 179 [-17.8%] | 584 [16.5%] | 450 [21.6%] |
売上高営業利益率 | 5.2% | 4.3% | 3.8% | 3.9% |