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MURC、アフリカでドローン医薬品輸送目指す

2019年10月30日 (水)

国際シンクタンク・コンサルティングファームの三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)と産業用ドローンプロバイダーのテラドローン(東京都渋谷区)は30日、国際保健医療の領域でドローンを活用した新規事業を創出するため、企画開発、実証事業を協力して行うことで合意した、と発表した。

両社は今後、アフリカでドローンを活用した医療用物資輸送の改革に取り組むなど、新規事業の創出を目指すほか、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてドローン技術とその活用事例を、市民社会、企業、学術機関などに広く普及させるための活動にも取り組むという。

▲テラドローン提供のドローン「テラライダー」(出所:テラドローン)

テラドローンは、東京本社と全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25か国以上に支社を構える世界最大規模の産業用ドローンソリューションプロバイダーで、特に、ドローンの運行管理システムの構築を強みの一つとしており、保健医療分野におけるドローンの普及が大きく促進されることが期待される。

MURCは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシンクタンク・コンサルティングファームで、東京・名古屋・大阪を拠点に民間企業向け各種コンサルティング、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、経営情報サービスの提供、企業人材の育成支援、マクロ経済に関する調査研究・提言――など、幅広い事業を展開。今回の発表は、国際保健医療の課題解決を図る同社の組織「センターオングローバルヘルスアーキテクチャー」が担当している。