財務・人事東海汽船が7日に発表した2020年3月期中間(4-9月)決算は、売上高86億5200万円(前年同期比2.1%減)、営業利益6000万円(71.2%減)となった。
貨物部門は、問い合わせに対する自動応答システムの導入や運賃のシミュレーション、生鮮食料品の受付状況の案内、東京諸島への引越しの案内など、利便性向上と集荷効率の引き上げに取り組んだが、公共工事の遅れ・減少に伴い輸送量が伸び悩み、貨物取扱量は前年同期比8000トン減の20万2000トンだった。
旅客部門は、度重なる台風と大型低気圧の影響などにより、旅客数が前年同期比1万人減少した。
中間決算の減収減益を受けて、同社は通期の業績予想を修正。通期の売上高を112億円(4.3%減、下方修正5億円)、営業利益を1000万円(93.3%減、下方修正1億4000万円)とした。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/12/3Q | 19/12/中間 | 19/12/1Q | 18/12/通期 | |
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売上高 | 8,652 [-2%] | 5,134 [0.5%] | 2,408 [-1.5%] | 11,459 [0.1%] |
営業利益 | 60 [-71.2%] | -433 [ - ] | -298 [ - ] | 131 [-74.9%] |
最終利益 | 139 [-38.4%] | -199 [ - ] | -187 [ - ] | 148 [-62.3%] |
売上高営業利益率 | 0.7% | -8.4% | -12.4% | 1.1% |