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東海汽船、台風影響大きく通期93.3%減益予想

2019年11月7日 (木)

財務・人事東海汽船が7日に発表した2020年3月期中間(4-9月)決算は、売上高86億5200万円(前年同期比2.1%減)、営業利益6000万円(71.2%減)となった。

貨物部門は、問い合わせに対する自動応答システムの導入や運賃のシミュレーション、生鮮食料品の受付状況の案内、東京諸島への引越しの案内など、利便性向上と集荷効率の引き上げに取り組んだが、公共工事の遅れ・減少に伴い輸送量が伸び悩み、貨物取扱量は前年同期比8000トン減の20万2000トンだった。

旅客部門は、度重なる台風と大型低気圧の影響などにより、旅客数が前年同期比1万人減少した。

中間決算の減収減益を受けて、同社は通期の業績予想を修正。通期の売上高を112億円(4.3%減、下方修正5億円)、営業利益を1000万円(93.3%減、下方修正1億4000万円)とした。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/12/3Q19/12/中間19/12/1Q18/12/通期
売上高8,652 [-2%]5,134 [0.5%]2,408 [-1.5%]11,459 [0.1%]
営業利益60 [-71.2%]-433 [ - ]-298 [ - ]131 [-74.9%]
最終利益139 [-38.4%]-199 [ - ]-187 [ - ]148 [-62.3%]
売上高営業利益率0.7%-8.4%-12.4%1.1%