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WWIP、化粧品ハラール認証義務化に新サービス

2019年11月28日 (木)

認証・表彰ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン(東京都港区)は28日、インドネシア政府宗教省が同国の全ての製品にハラール認証を要求する発表をしたことを受けて、化粧品のハラール認証取得に向けた新しいサービスを開始する、と発表した。

新サービスでは、マレーシアで最初にハラール認証を受けた化粧品OEM企業と日本の化粧品メーカーをWWIPが橋渡しすることで、日本処方のハラール認証化粧品を生産することができるようになる。

同社によると、日本国内でハラール認証化粧品を取り扱う製造ラインは数少なく、高いコストがかかるため、海外のハラール認証工場へのOEM委託が鍵となるという。また、マレーシアは親日国で政情が安定していることも、新サービス開始の理由に挙げている。

インドネシア政府は、10月16日にハラール認証義務化の発表を行い、食品と飲料製品については2024年10月17日までの猶予期間をもって取得を義務化。化粧品を含むその他の製品については2026年10月17日までの猶予期間をもって取得を義務化する。総人口2億6700万人、イスラム教徒2億人を抱えるインドネシアの化粧品市場規模は、およそ4400億円で、今後経済成長とともに7500億円規模まで拡大するとされている。