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ニトリ、関西DCにマンハッタン社のWMS導入

2019年12月4日 (水)

サービス・商品マンハッタン・アソシエイツ(マンハッタン社)は4日、ニトリホールディングスの「関西物流センター」(関西DC、神戸市中央区)に同社の倉庫管理システム(WMS)を導入した、と発表した。

ニトリHDは、国内最大級の物流センターの1つである「関西DC」に3次元自動倉庫(AS/RS)を採用するなど、物流部門の強化を進めており、今回マンハッタン社のWMSを導入したことで、関西DCのさらなる業務効率化を図る。また、今後はマンハッタン社のソリューションを拡大展開し、ほかの物流拠点でも倉庫管理プロセスの標準化を進めていくという。

ニトリHDの物流子会社であるホームロジスティクスの五十嵐明生社長は、「マンハッタン社のソリューションと最新のビジネスプロセスを活用して、全従業員の業務効率改善に努めている。同社の倉庫管理システムは、最適なパフォーマンスと処理能力の向上をもたらすと同時に、倉庫全体で業務の自動化と標準化を推進するのに役立っている」とコメント。既に同社のWMSを導入している「川崎DC」(川崎市川崎区)では、越・ハノイにある製造拠点と連携し、WMSソリューションを活用した商品の輸送情報管理を試験的に開始している。

また、マンハッタン社日本・韓国代表の清水博氏は、「小売企業は、現状の課題とこれから発生するであろう問題に絶え間なく対処していくことが求められており、これを可能にするシステムの導入を積極的に進めている。当社は、こうした市場の変化に迅速に適応し、ニトリをはじめとする小売企業各社が順調に成長し続ける原動力となるような、堅牢で柔軟な倉庫管理ソリューションを開発、提供していく」と話した。