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ANA、羽田から五島列島のドローン物流を遠隔運航

2019年12月27日 (金)

調査・データANAホールディングスと五島市は12月26日、長崎県五島市の有人島間にドローン物流網を構築する第2期実証を、2020年1月8日から行うことを発表した。

同事業は、内閣府の地方創生交付金事業「ドローンi-Land(アイランド)プロジェクト」の一環として実施されるもので、第1期実証は2019年10月4日までに終了。2020年1月8日からの第2期実証では、五島列島の南西端にある福江島から黄島(8キロ沖、人口40人)、福江島から赤島(7キロ沖、人口12人)の間で、生活用品、食品、市販薬、医療検体などを輸送する。

一部期間中には、ドローンの遠隔運航管理拠点を羽田空港内に設置し、1050キロ離れた場所からドローンを操作する実証も行うという。実証にあたっては、ドコモがLTEネットワークの提供と運航計画の策定支援を行う。

▲福江島(左)と黄島・赤島(右下)の位置関係(出所:ANAHD)