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日本生産性本部調べ

ヤマト運輸、11年連続満足度1位も差縮まる

2019年12月27日 (金)

調査・データ日本生産性本部サービス産業生産性協議会(東京都千代田区)は12月27日までに5業種(宅配便、生命保険、損害保険、クレジットカード、キャッシュレス決済)の顧客満足度を発表し、宅配便ではヤマト運輸が11年連続の顧客満足度1位となった。

この調査は、9月26日から11月7日にかけて、(1)顧客期待(2)知覚品質(3)知覚価値(4)顧客満足(5)推奨意向(6)ロイヤルテイ――など6項目、21の設問について、インターネットで質問し、回答のあった2万1829人のデータを基にしたもの。宅配便業種では、佐川急便、西濃運輸、日本郵便、福山通運、ヤマト運輸の5社が対象となり、ヤマト運輸は顧客満足スコア76.4で、日本郵便(74.8)と1.6ポイントの差で、11年連続1位となった。

しかし、ヤマト運輸は2016年以降スコアの低下が続いており、日本郵便(2位)、福山通運(3位)の顧客満足度は上昇していることから、今後はポイント差がますます縮まるか、あるいは順位の逆転も考えられる。

▲(出所:日本生産性本部)