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西濃鉄道が大垣市初のユースエール企業認定

2020年1月22日 (水)

認証・表彰岐阜労働局はこのほど、石灰石鉄道輸送を手掛ける西濃鉄道(岐阜県大垣市)を大垣市初のユースエール企業として認定したことを発表した。

「ユースエール認定制度」は、若者の採用・育成に積極的で、雇用管理の状況などが優良な中小企業を厚生労働大臣が認定するもので、その認定基準は、正社員の所定外労働時間月平均が20時間以下かつ法定時間外労働が月平均60時間以上の社員がいないこと、直近3事業年度の正社員採用者の離職率が20%以下であること、正社員の有給休暇取得率が年平均70%以上であること――など、物流会社にはやや難しいとされる項目も設定されているが、今回認定を受けた西濃鉄道は、月平均所定外労働時間1.6時間、離職者なし、有給休暇取得率71.3%――などの実績で認定を受けた。

同社は、JR美濃赤坂駅から乙女坂駅間で石灰石輸送を行っている貨物鉄道会社。箕浦治夫社長は、「昨今ドライバー不足がよく話題になっているが、今まさに鉄道輸送がその代替モードとして期待されている。是非その期待される業界にチャレンジをしてみてほしい」と若者に向けてメッセージを送っている。

ユースエール認定企業は、これまでに全国の運輸・郵便業10社が認定を受けており、西濃鉄道は業界11社目の認定となった。