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近鉄エクス、台湾に大型物流施設を開設

2012年8月7日 (火)
KWE桃園ILCの完成予想図

KWE桃園ILCの完成予想図

メディカル近鉄エクスプレスは6日、台湾現地法人のKWE台湾が遠雄航空自由貿易港区で2014年1月に倉庫を開設すると発表した。

 

台湾では、スマートフォン・パソコン関連品、半導体、電子部品などのエレクトロニクス関連品、精密機器、医薬品分野で、アジアのハブ機能として保税VMIなどのロジスティクス需要が高いことから、現行の2倉庫(1万6200平方メートル)を集約し、2.5倍の3万9110平方メートルへと延床面積を拡張することにしたもの。

 

遠雄航空自由貿易港区は、桃園国際空港に隣接する台湾唯一の空港自由貿易港区で、台北港から西に30Kmに位置する利便性の高い立地。国際物流業者としては台湾最大規模の倉庫面積となる。

 

新倉庫の半分に空調機能を備え、うち3300平方メートルに冷凍冷蔵庫を装備、電子部品・電材、医薬品、ケミカル品などを保税のまま指定温度で一時保管、在庫管理を行い、指定配達先に納入することが可能となる。

 

■新倉庫の概要
名称:(仮称)KWE Taoyuan International Logistics Center(略称KWE桃園ILC)
所在地:桃園県大園郷航翔路
業務内容:保管、流通加工などロジスティクスサービス全般(保税機能あり)、国内配送サービスなど
構造:鉄筋コンクリート造・倉庫棟3階建、事務所棟6階建
延床面積:3万9110平方メートル
開設予定:2014年1月