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山九、台湾・昭安国際の物流子会社の株式7割取得

2015年5月11日 (月)

M&A山九、台湾・昭安国際の物流子会社の株式7割取得山九は11日、台湾の昭安国際の物流子会社「昭安物流」の株式70%を4月29日に取得し、山九昭安国際物流(台湾桃園県)として営業を開始した、と発表した。

日本・中国・東南アジアとの貿易量が拡大する台湾を中華圏事業のハブとして物流ネットワークに加えることで、強みとするアジア物流の優位性を高める狙い。

今回の買収に先立ち、同社は4月1日に中国事業部を中国・東アジア事業部へと変更、中国・台湾・韓国を統括する部門としている。

山九昭安が運営する「台北桃園物流センター」は地上6階建て8万平方メートルの倉庫面積を持つ台湾で最大級の規模で、保税物流中心(ILCライセンス)を取得。保税・非保税貨物の自主管理が可能となっている。

桃園空港から16キロ、台北市内・港からは30キロ以内と国際3PLに適した倉庫で、今後はフォワーディング事業、構内物流事業、機工事業へとサービスメニューの拡大を図る。

■倉庫概要
名称:山九昭安国際物流亀山倉庫
所在地:台湾桃園縣桃園市興邦路43巷2號
敷地面積:3万4000平方メートル
倉庫面積:8万平方メートル
主要設備:自動ラック、倉庫管理システム、危険品倉庫、温度管理倉庫