SGHD、国際貨物･倉庫事業をXフロンティアへ移転

拠点・施設SGホールディングスは3日、グループ傘下で国際貨物、物流倉庫を手掛けるSGHグローバル・ジャパンが、本社と4事業所（東京オペレーションセンター、東京ECセンター、羽田エクスプレスセンター、横浜オペレーションセンター）を「Xフロンティア」（東京都江東区）内に移転し、同日から業務を開始したことを発表した。

「Xフロンティア」は、SGHDグループが建設した次世代型大規模物流センターで、羽田空港や高速道路から近く、首都圏からアクセスしやすい立地。SGHグローバル・ジャパンは、ここに入居する佐川急便の中継センター機能や倉庫機能との連携を強化することで、海外生産拠点から国内配送までの一貫輸送サービス「スマート・インポート」を強化し、サプライチェーンの川上まで事業領域を広げるほか、市場規模が急速に拡大している越境EC輸送にも注力していく。

また、本社機能と航空・海上の保税機能を同施設に集約したことで、航空・船舶キャリア、海外フォワーダーなどの要望に迅速に応えることが可能となったという。