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佐川GL、「Xフロンティア」で従量課金サービス開始

2020年3月31日 (火)

ECSGホールディングスは3月31日、傘下の佐川グローバルロジスティクスが4月1日から通販・EC事業者向けの従量課金制サービス「シームレスECプラットフォーム」の提供を開始する、と発表した。

▲サービスに導入される自動搬送ロボット

同サービスは、SGHDグループの旗艦物流施設である「Xフロンティア」内に同社が専用スペースと最新の自動化設備を用意し、通販・EC事業者が従量課金制でこれを利用するもので、利用者にとっては設備投資と固定費がかからないことが最大のメリット。さらに、専用スペースの階下には佐川急便の中継センターが開設されるため、発送の締切時間を通常よりも遅く設定することができ、購入者の手元に届くまでの時間も短縮できる。

また、越境ECを手掛ける事業者には、輸出入や通関業務を手掛けるSGHグローバル・ジャパンが連携して物流業務を支援することができるため、国内配送から海外でのラストワンマイル配送までを一括して任せることができる。

佐川グローバルロジスティクスの森下琴康社長は、1月に行った説明会で「Xフロンティアの設備は大口のEC事業者にも対応する設備を用意した。すでにスタートアップを含む小規模EC事業者にも反響を得ている」と話している。

▲サービスに導入される自動梱包機