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くら寿司、漁業創生へ出荷物流網集約の働きかけ

2020年2月7日 (金)

産業・一般回転ずしチェーンを運営するくら寿司(大阪府堺市)は、2月5日に大阪府内で「国産天然魚サミット」を開催し、新たに「漁業創生プロジェクト」を開始することを発表した。

同プロジェクトは、天然魚のアラや骨などを使った餌で育った養殖魚「循環フィッシュ」の売上げの一部を全国漁業就業者確保育成センターに寄付し、新しい漁業者を募るイベントの運営資金として使用してもらうもので、2月7日から1年間で1000万円の寄付を想定している。

このほか同サミットでは、漁業創生に向けた取り組みとして、くら寿司が「一船買い」や取引先の漁港を増やすこと、細かく集荷した水産品をまとめて出荷する物流網の構築に向けて水産団体や行政と協議することなどが提案され、関係者らが課題解決に向けた共同宣言を採択した。

(出所:くら寿司)