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センコーGHD、シンガポール青果卸を買収

2025年11月28日 (金)

M&Aセンコーグループホールディングス(GHD)は11月28日、シンガポールを拠点に青果物の輸入・卸売を手がけるトータルフレッシュの株式60%を取得し、グループ化したと発表した。東南アジアで需要が拡大する高品質青果のコールドチェーン構築に向け、商流と物流を一体で展開する狙いがある。

トータルフレッシュは世界30か国150社以上の調達網を持ち、メロンやアボカドなど高付加価値青果を安定供給できる点が強み。シンガポールの高級ホテルや大手飲食チェーンなどハイエンド市場に納品しており、参入障壁の高い青果卸分野で確固とした地位を築いている。

センコーグループは、同社の仕入れ網を活用した販路拡大に加え、シンガポールの国際物流子会社スカイリフト、エアプランナーズとの協業により、ラストワンマイル配送を含むコールドチェーンネットワークを強化する方針だ。さらに、物流ソフト開発企業インフォログ(シンガポール)のグループ入りも進んだことで、海外での商物流一体型サービスを推進し、シンガポールを中心とした事業拡大を図る構えだ。

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