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乾汽船、外航不調で通期経常損失11億円超の見通し

2020年2月13日 (木)

財務・人事乾汽船が13日に発表した2020年3月期第3四半期決算(19年4-12月)は、売上高164億5200万円(前年同期比4.5%減)、営業損失5億600万円(前年同期3億6500万円の利益)、経常損失6億7000万円(前年同期1900万円の利益)と赤字幅が拡大した。

倉庫・運送部門は既存荷主の貨物取扱高の増加と新規荷主の獲得があったことから、部門売上32億3800万円(0.1%増)、部門利益3400万円(4.7倍増)と増収増益だったが、主力の外航海運部門はスモールハンディ船市況の下落によって部門売上97億1900万円(7.6%減)、部門損失18億円(前年同期8億8400万円の損失)と前年比2倍以上の赤字計上となった。

これを受けて同社は、通期の経常損益予想を当初の損失7億900万円から損失11億1600万円(前年同期損失5100万円)に引き下げ、最終損益予想も当初の5億2200万円から1億2700万円(前期比80.1%減)とする大幅下方修正を行った。

 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高16,452 [-4.5%]10,768 [-5.9%]5,739 [0.7%]23,008 [11.8%]
営業利益-506 [ - ]21 [31.3%]122 [-14.7%]396 [-51.6%]
最終利益-236 [ - ]395 [ - ]7 [ - ]639 [-64.9%]
売上高営業利益率-3.1%0.2%2.1%1.7%
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