ロジスティクスオーシャンネットワークエクスプレス(ONE、シンガポール)は14日、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う旧正月休暇の延長により天津新港や上海などのターミナルでコンテナが滞留し、リーファーコンテナ用電源プラグが不足しているとして、コンテナ1本あたり1000米ドルの追加料金を適用することを発表した。
同社は、電源プラグの不足により事前通知なしに代替港でリーファーコンテナを降ろす可能性があり、これによって発生する代替港から当初目的港までの輸送を手配するよう努力するが、これに要するプラグイン料金とモニタリング料金などが追加料金として発生するという。
また、こうした状況下で可能な限り安全な運用を行うために、鮮度を求める冷蔵商品については荷主側で目的地変更を行うことを推奨している。