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日本郵便、EMS早期再開へ特別追加料金導入へ

2021年4月15日 (木)

ロジスティクス日本郵便は15日、国際スピード郵便(EMS)特別追加料金を6月1日から導入すると発表した。現在、引き受けを停止している米国宛てEMSについても、利用者から早期再開の要望が寄せられていたことを受け、関係者と折衝を重ねた結果、特別追加料金を適用することで再開できる見込みになった。

▲6月から特別追加料金が適用されるEMS(出所:日本郵便)

同社がEMSに特別追加料金を導入するのは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が影響して航空輸送量が落ち込み、輸送コストが高騰しているためで、6月1日から「当分の間」、コスト割増分に相当する金額をEMS特別追加料金として設定することにした。

適用対象となるのは「第2地帯」に該当するオセアニア、北中米、中近東、ヨーロッパで、同社によると詳細は「再開が確定次第」改めて発表する。

なお、1月1日から通関電子データが義務化されているため「手書きのEMSラベルなどで差し出されると名宛国で通関の遅れや返送のおそれがある」(日本郵便)ことから、差し出しに際して国際郵便マイページサービスを利用するよう呼びかけており、USPSも「米国宛ての手書きラベルによる差し出しは、原則できない」ことを日本郵便に通知している。

■国際郵便マイページサービスの詳細
https://www.post.japanpost.jp/intmypage/whatsmypage.html