行政・団体三菱ロジスネクストは18日、三菱の「三菱フォークリフト」やニチユの「トランサー」など28車種・49型式が保安基準に適合しないおそれがあるとして、国土交通省に計208台のリコールを届け出た。
リコールの原因となったのは「車両全長」と「方向指示器」の2つ。販売会社の指摘によって発覚した。
車両全長は、作業装置(フォーク)の先端から車体後端までの全長が4.7メートル以内とならなければいけないが、仕様の組み合わせにより全長が小型特殊自動車の範囲を超えるおそれがある。
方向指示器については、組み付けた作業装置の長さにより方向指示器の取付位置が基準値よりも後ろになってしまい、保安基準に適合しないものがある。このため、同社は対象となる全車両の作業装置を保安基準を満たす長さに交換する措置をとる。