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アステラス製薬、高萩工場に新棟建設、製造能力拡大

2012年8月20日 (月)

メディカルアステラス製薬は20日、医薬品製造子会社のアステラスファーマテックの高萩技術センター内に8号棟を新設し、がん領域を中心とした開発用原薬の製造能力を大幅に拡大すると発表した。

 

がん領域を中心とした開発パイプラインの充実に伴い、需要が増大する高薬理活性の開発用原薬の安定的供給に対応するもので、地上7階建て、延床面積は4170平方メートル。グローバルな治験薬の製造管理、品質管理に関する基準(治験薬GMP)に対応しており、開発用原薬の多様な製造品目や需要量の変化も考慮した柔軟性を兼ね備える。

 

また、高薬理活性物質への対応として、封じ込め機能を備えた装置の導入や建物を免震構造化し、高い労働安全性と環境保護に配慮する。22日に起工式を行い、今月中に着工、2013年7月末の完成を目指す。総工費は42億円。

 

■8号棟の概要
場所:アステラスファーマテック高萩技術センター内(茨城県高萩市赤浜160-2)
階数・延床面積:地上7階、延べ床面積約4170平方メートル
総工費:約42億円
工期:8月22日起工式、2013年7月末完成

[googlemap lat=”36.730939″ lng=”140.725483″ align=”undefined” width=”440px” height=”240px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]アステラス製薬 高萩工場(茨城県高萩市赤浜160-2)[/googlemap]