アサヒロジ、女性活躍へ専用トラックを開発･納車

2020年2月26日 (水)

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ロジスティクスアサヒロジスティクスは26日、女性ドライバーの活躍の場を広げる取り組みの1つとして、社内で初めて女性専用トラックを導入することを発表した。神奈川県の「愛川物流センター」に1台、「神奈川営業所」に2台が納車される。

▲プロジェクトの意見交換会の様子

「クローバー」と名付けた同社の専用トラックは、女性ドライバーの活躍の場を広げる目的で発足した「クローバープロジェクト」の一環として開発。着替えや休憩時のストレスを軽減するカーテンや小物入れを備えるなど、女性の快適さを意識した運転室としたほか、機能面でも荷室の荷物固定ベルトを低い位置に設置、外装には車両の名称であるクローバーをデザインし、「環境と人に優しい物流業界に」という願いを込めた。

これらの仕様は、実際に乗務している女性ドライバーの声をもとに考案されており、同社は今後も定期的な意見交換による改善を続け、全拠点への展開を目指す。

クローバーは、電車のグリーン車のマークとして使われていることから、「電車の指定席のように女性が快適に過ごせる環境を作ろう」という思いと「環境や人に優しい物流業界に」という願いが込められている。物流業界には、乗務職だけでなく、仕分け・保管業務や管理業務など、女性が活躍できるステージがまだまだ多くある。当社に勤務している女性社員のみならず、多くの女性のみなさんに物流業界に関心を持ってもらうことを目指して、活動を続けていく。アサヒロジスティクス