アサヒロジ、個店向け配送に女性専用車2台投入

フードアサヒロジスティクスは9日、千葉県松戸市の「松戸営業所」に女性専用車両「クローバー」を2台導入したと発表した。

同社は、冷凍・常温食品を個人店舗向けに仕分け・配送する業務を新たに受託し、これに対応する松戸営業所を5月9日に開設。6月11日から始まるこの新規業務は、チェーン店向けの配送より1店舗あたりの配送量が少なく、女性や未経験者でも挑戦しやすい1トン車・2トン車で対応できるため、「今まで物流業界に縁がなかった人にも関心をもってほしい」という思いを込めて女性専用車両の導入を決めたという。

今回導入された車両は、1トン冷凍冷蔵車と2トン冷凍冷蔵車の合わせて2台。オートマチック車を採用しているため、1トン車は現在のAT限定普通免許でも運転できる。外装に「環境と人に優しい物流業界に」という願いを込めたクローバーをデザインし、荷物を固定するためのラッシングベルトを通常よりも低い位置に設置しているほか、追加の収納スペース、運転席全面を覆うカーテン、座席を前に出しても視界を遮らないサンバイザー――などを装備している。

▲（左）2トン冷凍冷蔵車（右）1トン冷凍冷蔵車

アサヒロジ、女性活躍へ専用トラックを開発･納車