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日通、武漢向け「救援物資輸送サービス」開始

2020年3月9日 (月)

ロジスティクス日本通運は9日、中国最大手の総合物流会社「中国外運」と連携し、上海から武漢市までの鉄道を利用した「救援物資輸送サービス」を開始する、と発表した。

同サービスは、鉄道輸送による大量輸送・定時運行を実現したもので、貨物量に応じてコンテナ貸切輸送と混載輸送を選択可能。コンテナ貸切輸送は武漢の漢の呉家山貨物ターミナルまで毎日運行し、混載輸送は中国外運の倉庫(武漢市蔡甸経済開発区内)まで週1回運行する。

▲サービスの概要(FCL:貸切、LCL:混載、出所:日本通運)

輸送貨物の対象となるのは、マスクや食品などの救援物資と一般貨物で、着駅では荷物の引き取り制限があるため、品目や制限については同社に問合せる必要がある。

新型コロナウイルスの影響により、武漢市への輸送はさまざまな制限が設けられており、特にトラックによる輸送は困難な状況にあることから、今回同社は顧客からの要望を受けて新サービスの確立に至ったという。