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ラクスル、求貨求車「ハコベル」の営業赤字拡大

2020年3月13日 (金)

財務・人事求貨求車マッチングと配車管理システムの「ハコベル」を提供するラクスル(東京都品川区)が12日に発表した2020年7月期第2四半期決算の説明資料によると、「ハコベル」事業の営業赤字が拡大し続けていることが分かった。

▲ハコベル事業の業績推移(出所:ラクスル)

第2四半期の部門損失は1億2900万円で、前年同期から9900万円、第1四半期から2700万円の赤字拡大となった。

注文件数と単価の上昇により、売上高は6億3900万円と前年同期から倍増しているものの、注文件数の伸びは鈍化していることから、同社は今後「短期的には売上規模が減少するが、収益性の改善を優先する」とした。

具体的には、求貨求車マッチングと配車管理を組み合わせたクラウド型運行管理システムである「ハコベルコネクト」の有償導入を進め、マッチングの手数料とシステム利用料の両方で収益を改善する形に移行。これにより2021年10月までに部門損失を現在の半分まで縮小することを見込む。