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ラクスル3Q、運送事業の部門赤字拡大

2020年6月11日 (木)

財務・人事ラクスルが11日に発表した2020年3月期第3四半期(19年8月-20年4月)決算によると、運送事業は積極的な提案活動と登録ドライバーの増加により前年同期比72.5増の部門売上17億3600万円を計上した。一方、部門損益は3億1700万円の損失で、前年同期から2億3000万円損失が拡大した。

同社は求荷求車マッチングと配車管理を組み合わせたクラウド型運行管理システム「ハコベルシステム」を提供しており、中間決算の時点では、マッチングの手数料とシステム利用料の両方で採算を改善し、売上よりも収益性を優先するとしていた。同事業は右肩上がりに売上を伸ばしているだけに、今後は顧客基盤を維持しながら、いかにして売上を利益に結びつけるかが課題となりそうだ。