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JAL国内1468便運休発表も「要望あれば貨物便検討」

2020年3月13日 (金)

ロジスティクスJALカーゴは13日、国内旅客便の運航情報を更新し、3月20日から28日まで60路線・1468便を運休とすることを発表した。同社は3月12日から19日までの566便を運休としていたが、20日以降はこれを大幅に上回る減便となる。

日本郵便は11日に、航空便の運休を理由とする配達遅延が発生していることを発表しており、これまで「対応の範囲内」としていたヤマト運輸と佐川急便にも陸路・海路への輸送切り替えなど、今後影響が広がるおそれがある。

国内線の臨時貨物便運航の可能性ついてJALカーゴに話を聞いたところ、国内貨物の担当者は「日本郵便とは貨物輸送に関わるさまざまな調整を行っているが、現時点で貨物便運航などの決定事項はなく、宅配・郵便各社からそういった要望は聞いていない。旅客機を貨物専用便として運航することは法令上問題ないので、要望があれば検討したい」と話した。

同社は、中国旅客線の一部で乗客を乗せずに貨物だけ輸送する”貨物チャーター便”を運航しており、国内線でも要望があれば検討するという。

■13日発表のJAL国内線減便

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