フードSBSフレックネットは10日、ベトナムから初めてとなる技能実習生の受け入れを4月1日に開始した、と発表した。
配属初日は、入社オリエンテーションを実施。ベトナム語に翻訳した挨拶文章を配布したうえで、加藤元社長がオンラインで歓迎挨拶を行ったほか、ベトナム人社員が同社の取扱商品や現場作業の手順などを説明した。
実習生がこれから11か月にわたり作業を担当する、チルド庫内の仕分け業務について説明する場面では、仕分け機器のデモンストレーションを意欲的に体験しようとする姿勢が見られたという。
また、同社は業務以外でも、実習生たちに日本の仕事、文化、人情に触れてもらいたいと考えており、配属前日の3月31日には太宰府天満宮を訪れ、文化に触れる機会を設けた。今後、12人の実習生が「またここで仕事がしたい」と思って帰国してもらえるよう、職場でのサポートだけでなく、オフタイムにも日本の良さを体験してもらえるようなさまざまなプログラムを用意していくという。