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常石造船、東ティモールから技能実習生受け入れ

2025年3月4日 (火)

▲東ティモールでの実技試験の様子(出所:常石造船)

環境・CSR常石造船(広島県福山市)は2月28日、東ティモールからの第1期技能実習生10人を受け入れ、実習を開始したと発表した。2024年1月23日に東ティモール政府と調印し、造船産業の発展に協力することを目的として実施するもので、同国からの受け入れは初となる。今回の実習生は溶接職6人、塗装職4人で、協力会社5社に2人ずつ配属された。

実習生は日本語講習やオリエンテーション、安全教育を受けたのち、指導員のもとで溶接・塗装技術の訓練を行う。今回の受け入れは常造事業協同組合が監理団体となり、生活面のサポートも含めて技能実習が円滑に進むよう環境を整備している。24年4月には東ティモール現地で実技試験と選考会を実施し、平均年齢20代前半の候補者を選抜した。面接では「日本で学んだ技術を祖国に持ち帰り発展に貢献したい」との声が多く聞かれたという。

東ティモールからの技能実習生の受け入れは国内で2例目で、同社は設計会社TSUNEISHI TIMOR SHIPBUILDING, UNIPESSOAL(TTS)の支援を受け、スムーズに実習を開始したという。さらに、第2期生として11人の選考も終了し、7月に入国を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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