荷主ソフトバンクグループのSBエナジー(東京都港区)と三井物産は29日、鳥取県米子市崎津地区で大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」を開設し、共同で発電事業に参画すると発表した。
SBエナジーと三井物産は同日、鳥取県、鳥取県米子市、鳥取県住宅供給公社とともに、メガソーラー発電所の設置・運営協定を締結した。発電所は9月中に着工し、来年7月中の運転開始を目指す。
ソフトバンク鳥取米子ソーラーパークは、鳥取県米子市崎津地区の53万4000平方メートルの土地に設置し、最大出力規模は3万9500キロワット、年間予想発電量は一般家庭1万1000世帯分の年間使用電力量に相当する3950万キロワット時となる。
発電所の事業運営会社「鳥取米子ソーラーパーク」は、鳥取県、鳥取県米子市、鳥取県住宅供給公社とそれぞれ、発電所建設予定地の土地賃貸借契約を締結する。
■ソフトバンク鳥取米子ソーラーパークの概要
所在地:鳥取県米子市葭津、米子市大崎
敷地面積:約53万4000平方メートル(約53.4ha)
出力規模(モジュール容量):約3万9500キロワット(約39.5MW)
年間予想発電量(初年度):約3950万キロワット時
運転開始:2013年7月