産業・一般国際協力銀行(JBIC)は11日、自動車機器メーカー・矢崎総業(東京都港区)のブラジル法人Yazaki do Brasil(YBL)が現地で展開する自動車部品の製造・販売事業に対し、3300万ドルを限度とする融資契約を締結したと発表した。三菱UFJ銀行との協調融資で、総額は5600万ドルとなる。契約自体は3月31日付で締結済み。JBICは2021年にも同社ブラジル法人向けに同規模の融資を実施しており、今回が継続支援となる。
融資対象は、ワイヤーハーネスをはじめとする自動車部品の製造・販売事業。ブラジルは日系完成車メーカー各社が現地生産を展開する南米最大級の自動車市場であり、人口増加や経済成長を背景に今後も需要拡大が見込まれている。
YBLは矢崎総業のブラジル国内向け製造・販売拠点であると同時に、南米地域におけるグループの重要拠点。JBICは今回の融資について、同社の競争力向上に加え、日本の自動車産業のサプライチェーン強靱化や国際競争力維持につながるとしている。
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