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JR貨物、4月前半は自動車部品・家電が大幅減送

2020年4月15日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は15日、「新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止対策などについて」と題したリリースを発表し、現在までのコンテナ輸送の動向について説明した。

4月7日の「緊急事態宣言」以降、13日までの輸送量に「急激な変動はない」が、4月に入りほとんどの品目で前年を下回る輸送実績が出ており、1日から13日までの速報値では、特に自動車部品(対前年比29%減)と家電・情報機器(24%減)が大きく減送となっているという。

同社は、今後の見通しについて「影響の拡大、長期化による世界経済や日本経済の減速に伴い、輸送量が大幅に減少することを懸念している」とコメント。事業継続に必要な物品の調達については、「事態の鎮静化の遅れや調達先のリモートワークの拡大によって、納期の遅れが見込まれるため、引き続き情報収集に努める」とした。