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JR貨物7月輸送動向、昨年からの回復基調鮮明に

2021年8月18日 (水)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が18日発表した7月の輸送動向によると、輸送量はコンテナが156.8万トン(前年同月比5.2%増)、車扱が61.8万トン(同2.6%増)で、合計は218.6万トン(同4.4%増)となった。

コンテナは、山陽線で大雨による運行休止などの影響を受けたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大で経済活動が停滞した昨年同期からの回復により取扱量が増加した。化学薬品や紙・パルプ、自動車部品などが好調に推移した。車扱は、石油が前年同期を下回ったものの、セメントや石灰石が堅調だった。

2021年度累計では、コンテナが626.8トン(同5.7%増)、車扱が225.7トン(同2.3%増)。合計は852.4トン(同4.8%増)となり、昨年同期からの回復基調が鮮明となっている。