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シーネット、HACCP導入支援で新型データロガー

2020年4月17日 (金)

フードシーネットは16日、HACCP導入を支援するクラウド対応型データロガーを4月20日に発売することを発表した。

HACCPは、食品原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を除去または低減させるための衛生管理手法。

シーネットが今回発売するデータロガーは、輸送・保管中の荷物の温度・湿度・照度・傾斜・衝撃データを計測し、着荷後に計測データをクラウド上に保存するもので、複数のデータロガーを一元管理できるほか、拠点間で情報を共有することも可能となる。

▲データロガーの活用事例(出所:シーネット)

これを活用することで、食品メーカーは商品に異常があった際、配送中に問題がなかったかを確認できるほか、日常的に配送している商品に同梱することで、配送業者が適切な状態で配送できているかを確認できる。また、配送業者は物流品質の良さを証明するデータとして荷主に提出することが可能となる。

同社では、温度データだけ計測する使い捨て・単機能タイプと、温度・湿度・照度・傾斜・衝撃データを計測する電池式・多機能タイプを用意している。

■詳細

データロガー・輸送品質のモニタとエビデンス管理を効率化装置