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神栄、医薬品・食品の物流向け温度ロガー開発

2020年10月13日 (火)

▲温度ロガー「TempView」(出所:神栄)

メディカル神栄は13日、子会社の神栄テクノロジー(神戸市中央区)を通じ、医薬品や食品を保管・輸送する際の温湿度管理に対応する温度ロガー「TempView」(テンプビュー)と温湿度ロガー「HygroView」(ハイグロビュー)の販売を来年1月から開始する、と発表した。

2018年に日本版「医薬品の適正流通基準(GDP)ガイドライン」と衛生管理手法の国際標準「HACCP」(ハサップ)に沿った管理が義務化されたのを機に、メーカー、卸、倉庫、運送会社などで保管・輸送時のデータを適正に測定し、その記録を管理する取り組みが進展、効率的に運用できるデータロガーの需要が高まっていることから、高精度な温湿度計測機器を手がける計測機器メーカーの神栄テクノロジーが開発した。

テンプビューは建物内の温度測定だけでなく、輸送トラック内の温度マッピングといった物流管理に適した温度ロガーで、これに湿度計測機能を加えたものをハイグロビューとして売り出す。これらの製品は、工業分野向け温湿度計測技術と無線技術を転用することで測定機器としての高い信頼性を確保しながら、形状面では小型・軽量化を実現。ブルートゥース通信によってスマートフォンやタブレットなどの携帯端末からの遠隔操作に対応する。

(出所:神栄)

物流過程の管理に合わせた最適な測定モードを選択できるのが特徴で、トラック内部や輸送ボックス内などの輸送管理に適した輸送モード、倉庫など建物内の保管管理に適した保管モードの2モードを使い分けることが可能。

テンプビューはマイナス40度からプラス80度まで、誤差0.4度の範囲で最大1万データの記録に対応し、アプリを通じて測定間隔を1分から60分までの範囲で設定できる。保管モード時の電池寿命は「1年以上」。

今後は「スマートフォンなどの通信端末と連携させることで機能や使い勝手を格段に向上させた新しいコンセプトのデータロガーを『G-TAG』シリーズとして機種展開を拡大していく」方針で、振動や照度など、物流管理で求められるほかの項目に対応する測定機器やサービスの拡大に取り組む。

神栄と応用地質、輸送貨物監視システム21年1月提供